ぶつぶつ---河内屋の相場独り言---ぶつぶつ

買い下がり・売り上がりに関する考察(その二)

では、デメリットはなんなのでしょうか。

1)ポジションが大きくなるにつれて含み損も拡大する

350円で一枚買って次に340円で一枚買ったときには、350円の玉は10円の含み損を抱えています。
・ポジションが一枚のときは含み損なし
・ポジションが二枚の時には「-10円」
・ポジションが三枚の時には「-30円」
・ポジションが四枚の時には「-60円」
・ポジションが五枚の時には「-100円」
以降、10円下がるごとに「-150円」「-200円」「-250円」と含み損が増えていきます。

「でも、平均取得単価が下がるから少し上昇しただけで含み損は解消される」
という意見があると思います。
これを考えてみましょう。

平均単価は以下のとおりです。
・350円(350円)
・345円(350円・340円)
・340円(350円・340円・330円)
・335円(350円・340円・330円・320円)
・330円(350円・340円・330円・320円・310円)

確かに単価は五円ずつ低下していっています。
しかし・・・

現在値350円--@350円
現在値340円--@345円
現在値330円--@340円
現在値320円--@335円
現在値310円--@330円

このように現在値との下方乖離が大きくなっていくのですね。
これはとても不利です。

整理してみましょう。

現在値350円--@350円×1枚、現在値から平均単価の乖離「0円」、含み損「0円」
現在値340円--@345円×2枚、現在値から平均単価の乖離「-5円」、含み損「-10円」
現在値330円--@340円×3枚、現在値から平均単価の乖離「-10円」、含み損「-30円」
現在値320円--@335円×4枚、現在値から平均単価の乖離「-15円」、含み損「-60円」
現在値310円--@330円×5枚、現在値から平均単価の乖離「-20円」、含み損「-100円」

ポジションが大きくなるにつれて、
・平均単価は現在値から離れていく
・含み損が加速度的に増加する
という特徴があります。

2)価格が有利な方向に変動したときにはポジションが小さい

「350円から310円まで買い下がろうと考えていたにもかかわらず、350円を底にして上昇しちゃった」
なんてことはありませんでしょうか。
底値で一枚買えたのはよかったのですが「たった一枚だけかよ・・・」ってことになりますよね。

つまり、この手法は
・有利な価格変動には小さなポジションで、
・不利な価格変動に対しては大きなポジションで
対応するモノであるといえます。
  1. 2009/10/30(金) 14:48:34|
  2. 相場のセオリー

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