衆院選はこの週末が投票日ですね。
党を問わず、女性の立候補者は増えたんですかね?
オリンピック前に、森さんの
「女性がいる会議は時間がかかる」
という発言が女性差別・女性蔑視だとバチバチに叩かれていました。
そのとき、
「ジェンダー差別をなくそう」
ってことから派生して、
「日本は女性管理職が少ない」
とか、
「女性の国会議員が少ない」
とか言われていました。
「女性の管理職比率を30%以上とする」
などという法律を制定し、その後
「「40%以上」「45%以上」と限りなく50%に近づけなければいけないと決めたらいいんじゃないか」
「いや、それだと能力が劣っていても女性であるだけで管理職になるケースが増えて逆差別になるのではないか」
なんてところまでは聞いたような気がします。
しかし、その後は時間が経過し誰も取り上げない話題になりましたよね。
少し前の自民党総裁選の総裁候補は岸田、高市、河野、野田各氏で男女二人ずつでしたが、
「女は絶対にダメだよ」
なんて声は聞かれずジェンダー差別的な感じは受けませんでした。
機は熟しているんじゃないですかね。
じゃあ、この衆院選に女性がガンガン出馬してガンガン当選し、国会での女性議員比率が向上すれば私企業の女性管理職比率も向上するのではないかと思っています。
で、色々見たんですが、今回の衆院選で女性の立候補者の比率は全体の17%だそうです。
じゃあ、現在の衆議院議員の女性比率は・・・10%だそう。
つまり、
・17%の女性候補が立候補し、
・有権者の半数は女性であるにもかかわらず
・当選するのは10%だけ
ってことです。
単純に考えて、女性有権者が女性候補に投票すると女性候補はほぼすべてが当選するハズです。
そして、それを繰り返せば、衆議院議員の男女比は限りなく50%に近づいていきますよね。
これらを踏まえて考えますと
「女性有権者が女性候補に投票しないケースが非常に多い」
と言えるのではないでしょうか。
「女性有権者の信頼を得ている女性候補が少ない」
「女性有権者にアピールできる女性候補が少ない」
ってことになりますね。
言い換えますと
「女性候補は男性有権者をメインターゲットにしている」
ってことになるのではないでしょうか。
その理由が、
「女性有権者に政策を説明しても話を聞いてくれず無駄」
なんてことであれば、女性候補の怠慢だと言えるでしょう。
上でお話をしましたように、自民党総裁選では男女関係なく抜きつ抜かれつの接戦の結果として岸田さんが勝ちました。
でも、高市さんが勝っていてもおかしくはなかったですよね。
機は熟していると思います。
女性有権者の皆さんは、多少無理やりにでも女性候補に投票するってのが10年後20年後の日本を変えることにつながるのではないかと思います。
・・・
今日は寄り後すぐの下げで終了~だったようですね(しかし上もなし)
@580
- 2021/10/25(月) 14:23:45|
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