ぶつぶつ---河内屋の相場独り言---ぶつぶつ

ポジショントレード

<相場昔話>

本日はポジショントレードということについて書いてみたいと思います。
私の場合は「ポジショントレード」という言葉を二つの意味で使っています。

・デイトレでもなくスウィングでもなく、ポジションを数週間持続するトレード
・売りと買いのポジションを操作することによって利益を追求するトレード。

前者は主に時間の観念を表す言葉ですね。
後者はトレード手法を表す言葉です。

この後者の「ポジション管理トレード」についてのご質問をいただきましたので私の返事を転記したいと思います。

------ここから
ポジション売買っていうのはテクニカルにもチャートにも関係のない売買手法ですね。
テクニカルを基にしての売買でも単発の売買は「当てもの」に変わりありません。

「丸紅50万売る!」

っていうのが利益になるか損になるかは偶然の結果にしか過ぎないと考えています。
そこでポジション全体をひとつの銘柄だと考えての「ポジション管理」というのが重要になるのです。
相場の上下を「当てる」ことが不可能だと仮定すれば、常に買いポジションと売りポジションを同時に持つことが理想です。
私の場合は「熱く」なることが多いですので(笑)ポジションが傾いていることのほ
うが多いのですが・・・

それぞれのポジションでの銘柄は、

・売りポジションは弱い銘柄(二番天井確認後の銘柄)
・買いポジションは強い銘柄(調整完了だと考えられる銘柄)

となっていますね。
そして、その一つ一つの銘柄にストップポイントが設定してあります。
すると、例えば強い銘柄がストップポイントに掛かって「-3%」の損失になるのであれば、売りポジションの弱い銘柄は「-3%」以上の値下がりをするでしょう。
逆もまた真なりです。
ということで、相場の動きが上下どちらであっても利益を追求できるのがポジション売買の特徴です。
ただ、「ホームラン」は捨てることになりますね。

「大もうけを捨てて勝率と利益率の上昇させる手法」

今日の「独り言」に書いたのと同じです。
結局、私はポジショントレードでも先物のデイトレでも同じことを目標にしているのですよ。

(後略)
-------------ここまで

私は手仕舞いについても

「先物のデイトレと現物のポジショントレードでは行っているやり方は違いますが考え方は同じなのですよ」

ということを書きましたよね。

デイトレは機械的に+30円、+60円、+90円と手仕舞いをすることによってポジション全体の利益を確定させることにより心理的に楽な状況を作り出し最後の一枚の利益をトコトン伸ばす。

という「やり方」です。
逆説的に聞こえるかもしれませんが

「利益を伸ばすために最初の玉は+30円で手仕舞い」

してしまうのですね。
個別銘柄では各銘柄にストップポイントを設定することによって弱い銘柄から勝手に脱落していきます。
結果的に脱落した銘柄は「+30円」という先物での一発目の手仕舞いと同じ意味を持つのです。
そして、これらの「犠牲」となる銘柄があるために最後の一銘柄の利益を大きく伸ばすことができるのです。

同じことが「ポジション管理トレード」と先物のデイトレとの関係でもいえるのです。

デイトレとポジショントレードではポジショントレードの方が数倍難しいです。
テクニカル、チャートを使用しているということだけでも、材料・ニュースの量、それによる「窓」などポジショントレードに不利な点はいくらでもあります。
その点、デイトレは楽なもんですよ。
場中に材料が出ることは滅多にないし後場寄りでの窓空けも知れています。
テクニカルやチャートで売買するのであればデイトレが有利なのは誰にでもわかります。

ただ、ポジション管理トレードの有利な点がまったくないわけでもありません。
それが売りと買い両方のポジションを持つことが可能であるということです。
これによって相場の方向がわからないときにでも利益を追求することができるのですね。

現在の売りポジション四銘柄の平均含み損益は+6.57%です。
買いポジション三銘柄の平均含み損益は-1.02%になりますね。
同じ4/26に売買した大林組(1802)と旭硝子(5201)が「-1.34%」と「+8.25%」になっていることからも建てた時期の問題ではないことがわかりますよね。
大林組がもっと下落してストップポイントに掛かり、「-2.3%」の実現損失を出すことになったときには旭硝子は「+10%」以上の含み益になっているのではないでしょうか。
これがポジション管理トレードの最大の長所です。

そして、

「大儲けの可能性を捨てて(ポジション全体としての)勝率と利益率を向上させる手法」

という点では

■2004/05/06 (木) 13:07

単純売買は「当て物」ですよね。
建ちと解け、この二つのタイミングを当てないと利益にはつながりません。
だから、難しいのですよ。
その点、分割売買は適当にやっていても利益になります。
「大儲け」を捨てることによって勝率と利益率を上昇させる手法です。
---

これと同じなんですよ。

--------------

デイトレでもポジショントレードでも、もちろんスウィングでも同じです。
相場において「儲ける」ということは

「偶然性を如何に排除することができるかどうか」

ということとイコールだと考えています。
私の場合はすぐに熱くなり

「行ってしまえーーー!!!!」

と叫ぶことが多いので何時までたっても下品なトレードのままですが、これは性格!
ですからもう諦めています。
でも、初心者のときから

「偶然性を如何に排除することができるか」

ということを考えつつ取り組むと

「綺麗なトレードで綺麗に儲ける」

ということが可能です。

この週末は「偶然性の排除」ということについて考えてみてください。
いつも言っている

「相場は銘柄や方向で儲けるものではない」

ということがわかると思います。

今日はちょっと難しい話でしたのでわかりにくかったかもしれませんが、いつか

「なるほど、河内屋がいっていたのはこういうことだったのか」

と思う日が来るでしょう。
  1. 2013/02/02(土) 06:33:50|
  2. 相場のセオリー

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