ぶつぶつ---河内屋の相場独り言---ぶつぶつ

大きな流れ

<相場昔話> 大きな流れ (2006/10/4)

本日は、
「抵抗線とはなにか、支持線とはなにか、そして人生とは・・・」
というテーマでお話しをする予定にしていましたが、急遽変更しまして「大きな流れ」というお話しをしたいと思います。

本日の動きを振り返ってみましょう。
寄り付きが300円。直ぐに上昇を開始しキレイな動きで390円まで。
(前場の上昇はほとんどの方がゲットしておられました)
390円後にウダウダしていたら前引けに掛けて急落して前場は270円引け。
という感じでしたね。

前引けでの各チャートの状況を確認してみましょう。

・60分足
%Kが%D・SDの下にでて「青」となった。
数値は「60.0」「68.9」「68.5」と前引けに陽転した。
ただし、これ以上下落すると「陽転、即再陰転」という弱いチャートになるため、それを避けるためには後場寄りから上昇する必要アリ。
「包み足-下」発生。

・15分足
%Kは10:45から「青」となっている。
前引けまでの%Dの最大値は「85.7」であり、これまでのように「逆らってはいけない数値」である「90」以上にはなっていない。
数値は「29.4」「74.5」「81.2」であり、%Kの乖離が大きくなっている。
このことから「出尽くし」と「下落トレンド発生」の両方の可能性を考えることになる。

・抵抗線・支持線
「4-line」は上から「350、290、280、160」
高値更新の時点では当然、4本のラインの上に価格が位置していた。

「ブレイクされた抵抗線が支持線に変わる」

ということから、また350円は支持線に変化するはずだった。
よしんば、350円を割ったとしても、

・一昨日の引け値
・IR下限
・前日の高値

と多くの意味を持つ290円280円は絶対無比な支持線として機能しなければいけなかったのにアッサリと割り込んでしまった。

などなどという状況でした。

「後場寄りを売りなさい・・・」

とはいいません(笑)
そういうのは習ってないですものね。

引き続き、後場の状況を(私は見ていませんが)
更に売られて180円まで。その後「180-220」のヨコヨコにて「アンチ下」発生。

・60分足
13:30の足で「17.4」「64.8」「67.1」
「陽転、即再陰転」が実現とともに、きれいなダイバージェンス発生

・15分足
13:30の足で「3.5」「21.7」「41.8」
価格がMA下限を割り込む。

・抵抗線・支持線
下には最後のライン160円だけが。
これを割ると日足が昨日の足を包んでしまう。

・・・・・
・・・・・

さて、ここで考えなければいけないのは

「大きな流れ」

です。
最初のころ、少しだけお話しをしたと思いますが、もう忘れていらしゃると思います。
でも、あのヘタクソな手書きの図は覚えておられるでしょ(笑)

hadou60.gif
hadou15.gif


日足の波動のなかに60分足の波動が複数存在し、60分足の一つの波動の中に15分足の波動が複数存在するのですよね。
例えば、60分足の上昇波動の中でも15分足は下落波動を描くときがあります。
60分足ストキャが「20」から「80」に上昇するまでに、15分足は「20」→「80」→「20」→「80」→「20」→「80」となることもあります。
では、60分足が上昇(陽転)中で15分足が「80」になったときには、

「これは60分足ベースの上昇中における15分足ベースの上昇が終了する。すなわち60分足ベースの上昇は変わらないまま15分足ベースの調整(下落)に移行するのか」

それとも、

「60分足の上昇が終了するのか」

ということに注意を払う必要があるということでしたよね。
単純な例として、

「60分足が陽転中であり%Dが「50」を示しているときに15分足が「80」から陰転したとしても、それは「60分足の上昇中の小さな調整」の可能性が高い」

と考えられますよね。

そのときには、

60分足 陽転中-----陽転中-----陽転中
15分足 陽転中-----陰転-------再陽転

という動きになります。

それに反して「敏感な15分足が陰転して、連れて60分足が陰転する」という「時系列の陰転」が起こったときには

「60分足ベースの上昇が終わった」

「日足が上昇中であれば、60分足ベースの調整」

「60分足に連れて日足が陰転する状況であれば、日足ベースの調整、もしくは日足ベースの相場の転換」

に移行すると考えられますね。

さて、本日の動きにおいてこの流れはどうなっていたでしょうか。
例の「青」「赤」で表現してみましょう。

60分足 青-------赤----青---------------
15分足 青----赤----青----黄----青----赤

前日引け時点では両方とも「青」だったのが、寄り後の上昇で15分足が「赤」に転換し、連れて60分足も「赤」になりました。
いい感じですよね。
しかし、次に15分足が「青」になり連れて60分足が「青」になるという「時系列の転換」となりました。

通常の、%DとSDの陽転・陰転で見ますと、

60分足 陰転中------陽転------再陰転------
15分足 陽転中------陰転---------------陽転

となっていますよね。
これを見ると、

「60分足は少なくとも昨日から下落中と思われる」

「その60分足の下落波動における最初の戻し(15分足ベースの調整(上昇))が昨日の戻しから本日の上昇である」

「その戻しが高値を更新してしまったために一本だけ60分足が陽転することになったが、既に60分足ベースの下落波動は始まっていたために即座に再陰転した」

というように考えられるのではないでしょうか。
すなわち、昨日・本日の動きは

「60分足下落開始--15分足ベースの調整(上昇)--高値更新--15分足ベースの上昇終了--60分足下落再開」

という流れになるのではないかと思うのですよ。

そう考えることが出来ると、昨日の「今日のチャート」に書きましたように、

「チャートは悪化している」

「ドスンとくると60分足ベースの調整に移行」

「ただし、売るのは実際に下落を開始してから」

という売買戦略を立てることができるのですね。

さて、ココまでが前置きです(笑)
では、もう一度前引けと13時半の状況を書き出してみましょう。

----------前引け
・60分足
%Kが%D・SDの下にでて「青」となった。
数値は「60.0」「68.9」「68.5」と前引けに陽転した。
ただし、これ以上下落すると「陽転、即再陰転」という弱いチャートになるため、それを避けるためには後場寄りから上昇する必要アリ。
「包み足-下」発生。

・15分足
%Kは10:45から「青」となっている。
前引けまでの%Dの最大値は「85.7」であり、これまでのように「逆らってはいけない数値」である「90」以上にはなっていない。
数値は「29.4」「74.5」「81.2」であり、%Kの乖離が大きくなっている。
このことから「出尽くし」と「下落トレンド発生」の両方の可能性を考えることになる。

・抵抗線・支持線
「4-line」は上から「350、290、280、160」
高値更新の時点では当然、4本のラインの上に価格が位置していた。
「ブレイクされた抵抗線が支持線に変わる」ということから、また350円は支持線に変化するはずだった。
よしんば、350円を割ったとしても、
・一昨日の引け値
・IR下限
・前日の高値
と多くの意味を持つ290円280円は絶対無比な支持線として機能しなければいけなかっ
たのにアッサリと割り込んでしまった。
---------------

---------------ヨコヨコ時点
更に売られて180円まで。その後「180-220」のヨコヨコにて「アンチ下」発生。

・60分足
13:30の足で「17.4」「64.8」「67.1」
「陽転、即再陰転」が実現とともに、きれいなダイバージェンス発生

・15分足
13:30の足で「3.5」「21.7」「41.8」
価格がMA下限を割り込む。

・抵抗線・支持線
下には最後のライン160円だけが。
これを割ると日足が昨日の足を包んでしまう。
-------------

「これは15分足ベースの調整ではなく、60分足ベースの調整に移行する可能性が高いのではないだろうか」

前引けでこう思いついたのが、13時半のヨコヨコの時点では確信に変わっていると思います。
如何でしょうか?
では、ヨコヨコ時点の60分足の「65」「67」という数値は、

「よく下がったなぁ。そろそろ底打ちかな」

ではなく、

「ただいま絶好調!まだまだ下げるで~」

という感じに思えませんでしょうか。

そう思うことが出来ると、

「もう高値から200円も下げたし・・・」

「160円が目の前だから・・・」

というのではなく、

「160円を割ったらパニックの売り物が殺到するで!!」

と考えられると思うのです。

同様に、本日の引けにおける15分足の陽転も

「これで調整終了」

ではなく

「60分足ベースの下落波動の中の15分足ベースの調整(上昇)の可能性が高い」

と考えられますよね。
じゃあ、明日の戦略は・・・

----

こういうことを考えられるのは「大きな流れ」というのを頭においているからなんですよ。

「デイトレだから5分足だけあったらいい」

ということでは決してないのですよね。
  1. 2013/02/02(土) 02:10:18|
  2. 相場のセオリー

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