ぶつぶつ---河内屋の相場独り言---ぶつぶつ

ストキャスティクス

<相場昔話>ストキャスティクス

(たぶん2002年から2003年くらいに書いた原稿です)

・・・

本日はストキャスティクスについてお話をしたいと思います。

テクニカル指標というのは

「ある特定の値動きに関して、それを拡大して表示することによって相場の変化をわかりやすく見せる」

というモノが多いですね。
ストキャもその種のテクニカル指標の一つです。

一日の動きを考えてみてください。
「高値540円安値500円」という一日があったとしますね。
では、この日の引け値がいくらであれば「強い動きだった」といえるでしょうか。
また、引け値がどうなっていれば「弱い動きだった」といえるでしょうか。

高値と安値の中間である520円で引けたときには「強い」とも「弱い」ともいえませんよね。
では、521円では?522円では??530円では???

520円よりも521円で引けたときのほうが、少しだけにしても、「強い」といえるでしょう。
全体的に見ると、521円から530円辺りの引けが「やや強い」、531円から540円高値引けのときが「強い」という感じになるでしょうね。
また逆に考えると、高値引けになってしまうと

「一番強い引けなんだけど、一旦出尽くしの可能性もあるよな」

という感じも持つのではないでしょうか。

・一日の値幅の下限辺りで引けると・・・
「非常に弱い動きだが「陰の極」ともいうことができる」

・その次の日に値幅の下1/4辺りで引けると・・・
「まだまだ弱いが昨日よりはマシかな」

・その次の日に値幅の真ん中辺りで引けると・・・
「だいぶ持ち直してきたなぁ。もっと上がるかもしれないな」

・その次の日に値幅の上1/4辺りで引けると・・・
「強い動きになってきたなぁ。まだまだ上昇するだろう」

・その次の日に高値引けになると・・・
「非常に強い動きだが「陽の極」であり一旦出尽くしの可能性もあるなぁ」

こんな感じで足を見ているのではないでしょうか。

では、値幅を見る期間を一日ではなく10営業日にしましょう。

ある銘柄の直近10営業日の高値は700円、安値は600円でした。
10日前が一番高くて徐々に下落を続けて昨日に安値の600円をつけました。
そして、本日は610円で引けています。
この場合には、値幅が100円であり、本日の引け値はその値幅の下から10円のところですね。
価格で表すと他の銘柄と比較しにくいですからパーセントで考えてみましょう。

「値幅100円の下から10円のところに位置している」

というのを

「(値幅の下から)10%のところに位置している」

と表すことができます。
このように比率で考えると、

「値幅1000円で下から100円のところ」

「値幅500円で下から50円のところ」

なんていう銘柄も、同じように

「(値幅の下から)10%」

と表すことができますね。

10営業日という期間の安値と同じ引け値だったら「(値幅の下から)0%」のところに位置している。

高値と同じ値での引けだったら「(値幅の下から)100%」のところに位置している。

値幅の真ん中で引けたのならば「(値幅の下から)50%」のところに位置している。

このように表すことができます。

さて、では「0%」というのは、どのような状況においてつけるのでしょうか。
その期間のドン安値で引けたときに「0%」になるのですね。

では「100%」は?
スッ高値で引けたときに「100%」を示します。

ドン安値から徐々に上昇していき、目先の天井をつけるまでの動きを上記の指数で考えてみると・・・

「0」→「10」→「20」→・・・「80」→「90」→「100」

というような動きになり「100」で一旦出尽くしとなるのだと考えられますね。

そうです、これこそがストキャスティクスの考え方なのですよ。

・・・・・・・

%Kラインの算出方法

%K=(終値-MIN)/(MAX-MIN)×100

 MAX=過去A日間の最高値

 MIN=過去A日間の最安値

%Dラインの算出方法

%D=(MAXB/MINB)×100

 MAXB=(終値-MIN)のB日間の合計

 MINB=(MAX-MIN)のB日間の合計

SDラインの算出方法

SD=%DラインのC日移動平均

・・・・・・・・

私たちが使用しているストキャのパラメーターは「13、6、4」ですから、

A=13、B=6、C=4

ということになります。
この意味は、

「13本を設定期間として、その期間の値幅において当日の引け値がどの位置にあるのか」

ということを%Kの数値で表示しているのですね。
ただ、それだけだとあまりに動きが激しすぎるので%Dとして動きを緩やかにし、転換がわかりやすくなるようにSD(スローD)として更に%Dを平均しているのです。

テクニカルというのは単に「陽転したぞ~」「陰転したぞ~」といって見ていてもダメなんですよ。
その意味をキッチリと把握しないと「テクニカルを使っている」とはいえません。
当然、ストキャにも長所があれば短所もあります。
その両方をわかった上で使用することが大切なんですね。

今後、練習を進めていくに連れて、ストキャの長所も短所も明らかになってくると思います。
そのときに上記の数式を理解しているのといないのとでは大きな差になるのですよ。
しっかりと理解しておいてくださいませ。
  1. 2013/02/02(土) 00:41:19|
  2. 相場のセオリー

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