ぶつぶつ---河内屋の相場独り言---ぶつぶつ

(49)ユーロとTPP

こんばんは、河内屋です。

欧州のゴタゴタがアメリカにも飛び火したのか、ウォール街でもデモが続いており逮捕者も多く出ているようです。
ユーロ圏は、
「もうどうしようもない」
っていう感じになっており、解決策は見つからない状況ですね。

そもそも「ユーロ」の成り立ちは、
・強いうえにも強大になり続けるドル
・「Japan As No.1」という時代の円
という単一国の通貨に対して、

「ポンドやフランやマルクなんて言ってる場合じゃない。欧州として一つの通貨に統一することでアメリカや日本に対抗しよう」

という考えが基本となっていました。

ユーロへの完全移行後は、相対的に没落していった日本円に変わって、ドルに次ぐ第二の基軸通貨との地位を確立したかに見えました。
しかし、近年にはその矛盾が明らかになったことでユーロの存在自体が危ぶまれるようになってきたのですよね。

ただ、矛盾はユーロ移行以前から指摘されていました。
例えば、各国の金利の違い、経済成長率の違いがあります。
簡単に言いますと、

「フランスで金(ユーロ)を借りて、スペインで預ければノンリスクで差益を得ることが出来るのか」

なんてことです。

このユーロ危機の結果として、

「ドイツ人が8時間働くことによって、6時間しか働かないギリシャ人の給与を補てんする」

ってことになりそうですものね。
結果論ですが、

「ユーロはそもそも最初から無理があった」

といえるのではないでしょうか。

・・・

欧州がユーロでゴタゴタしている時期を同じくして、日本では野田首相が

「TPP(環太平洋パートナーシップ協定)協議参加を表明」

しました。

本日の本題はこちらです。
簡単に言いますと、

「TPPってそもそも最初から無理があるんじゃないの」

ということの実例としてユーロのゴタゴタを出したのですよ。

輸出超過の国もあれば輸入超過の国もあります。
また、日本のように
「農業品目は輸入超過で工業製品は輸出超過」
という国もあれば、逆の立場にある国もあるでしょう。

一部を除外(保護)することが出来るとはいえ、経済の成り立ちが全く異なる国々が集まって関税を撤廃するというのは正にユーロ成立の考え方と同じです。

五年後10年後に問題点が噴出することは火を見るより明らかだと思うのですが皆さんは如何お考えでしょうか。
  1. 2011/11/21(月) 11:03:16|
  2. 相場小話

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