ぶつぶつ---河内屋の相場独り言---ぶつぶつ

(37)十人十色


十人十色といいますが、トレードのスタイルや売買手法は100人が100種類の異なったモノを持っていると考えられます。
2chやその他の掲示板などで、

「これから上がるぞ~!」
「天井を打ったぞ!ガンガン下がるぞ~!!」

なんて言い争いをしていますが、それも当然です。

「時間の感覚」
「価格変動の感覚」

が異なっていれば、導き出される結論は全く違うものになるからですね。
例えば、金曜引け時点を考えてみましても、

日足チャートを見ている人は、

「7月に10200円と10160円で二度天井を打っての下落途中である」

と考えるでしょう。
しかし、15分足を見ている人は、

「月曜と水曜に8610円で二度底を叩いての上昇途中である」

と考えるでしょう。
ですから、
「上がるぞ~」

「下がるぞ~」
という意見が同時に発生していても全くおかしくないのですね。
自分が見ている時間枠と他人が見ている時間枠が異なっていれば結論が異なります。

また「価格変動の感覚」でいいますと、

「8610円から8850円までの価格の変動をどう捉えるか」

ということも各人で異なります。

「単なる戻し(下落とメイントレンドとしての反トレンド(調整))」
「底から上昇開始の初期段階」
「上昇の最終段階」

同じ時間枠のチャートを見ていても異なった結論が出ます。
これらは、
「30円の値動きを大きなモノと捉えるのか小さなモノと捉えるのか」
「100円の値動きに対しての『感覚』」
「300円の値動きに対しての『感覚』」
という各人の「価格変動の感覚」の違いによるものです。

・・・

相場にはセオリーや定石といえるものが存在します。
しかし、それらが遍くすべての人に有効であるかといえば、そうではないのですね。
その理由は上記の、

「時間の感覚」
「価格変動の感覚」

の違いがあるからです。

「自分の感覚をセオリーに合わせる」

ということは無理がありますよ。
「合わせる」という部分がストレスとなります。
これから何十年も相場の世界で生きていくのであれば、自分の感覚に合致したセオリー・定石を作成する必要があるのですね。

そのために一番大切なことは「復習」です。
つまり、最良の教科書は「自分の売買記録」なんですよね。
本を読んで色々な売買手法を試してみるものいいと思います。
しかし、必ず売買記録を付ける必要があります。
その売買記録を使って復習することによって、徐々に自分の「感覚」というものが明確になってくると思います。
そして、自分の「感覚」が一番リラックスできる売買手法が
「自分の手法」
といえるのですね。

「自分の手法」の確立までには長い時間が掛かります。
しかし、いったん確立した手法は死ぬまで有効ですよ。
息をするように、ご飯を食べるように売買をして利益を得ることが出来ます。

前回、この小話でお話をしましたように、相場で生き残るのは非常に低い確率です。
それでも努力し続けないと「自分の手法」を確立することは出来ないのですね。
初心者の頃は「質より量」です。
睡眠時間を減らして予習復習に励んで下さいませ。

  1. 2011/08/28(日) 10:55:21|
  2. 相場小話

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