ぶつぶつ---河内屋の相場独り言---ぶつぶつ

(33)短期売買


本日7/30の日経新聞朝刊一面の囲み記事
「さまよう個人投資家(下)」
をお読みになったでしょうか。

「株価低迷、根付かぬ長期保有」

というタイトルで、

「個人投資家は短期売買が中心であり、その風土を変えるには株式市場の機能回復が欠かせない」

なんていうワケのわからん話が載っていました。

-----
松井証券の分析によると、月間100回超の株取引をするデイトレーダーの国内人口は約五万人。
その五万人の売買代金が個人投資家全体の六割を占める。これに役45万人と推定する月間取引10回超の「準デイトレーダー」を加えると、比率は九割に達する。
-----
という話から、

「企業の利益成長や配当を重視する長期投資家は育ちにくい」

という流れに持っていき、結論として

「金融風土を変えるのは、地道な努力の積み重ねしかない」

と締めています。

・・・

しかし、私は異なった見解を持っています。

個人投資家はいつの時代も基本的にスペキュレーターなんですよ。

「短期間にドカーンと儲けられるんじゃないか」

という期待を持ってこの世界に入ってくるんですよね。
そして、ドカーンと損をして退場していくのです。

これは個人投資家の存在意義を満たしていると考えています。
六月の第二十七回のコラムでお話をしましたように、

「個人投資家は損をするため『だけ』に存在している」

のですから。

これは今も昔も同じです。
ただ、昔は手数料が非常に高かったのとインフラが整っていなかったことによって「日計り(ひばかり)=デイトレード」がやりにくかっただけなんですよね。
その点を考慮せずに、

「現在は短期売買が主流だ」
「短期売買は投機であり健全ではない」
「健全なのは長期投資だ」
「長期投資家を育てなければならない」

というような論調は全く的外れです。

いつの時代も個人投資家のテーマは、

「楽して儲ける」

ということであり、この世界に参入してきては損をして退場していくのですよね。
まぁそれでいいんじゃないかと思いますけどね。

「損をする個人投資家」がいなくなったら経済が立ちいかなくなっちゃいますよ(笑)
  1. 2011/07/30(土) 10:52:29|
  2. 相場小話

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