ぶつぶつ---河内屋の相場独り言---ぶつぶつ

(31)出る引くの自由


五月二週の第二十三回では「ランダムウォーク」というお題でお話をしましたね。

-----ここから
「株式相場ランダムウォーク理論」というのがある。

「株価の値動きは、どの時点においても長期的にも短期的にも「上昇と下降の可能性」がほぼ同じであり独立した事象である」

という前提の下に

「過去のトレンドやデータによって将来の値動きを予測することは不可能である」

と結論付けた理論である。
------ここまで

それに対して、

「私、河内屋はナゼ20年ほども相場で飯を喰えているのだろうか」

という問題を提起し、少なくとも私の経験からは、

「価格の将来の値動きを予測することは可能である」

と結論付けました。

ただここには、あえて触れなかった「不確定定義」が含まれています。
その「不確定」が存在するために「ランダムウォーク理論」を覆すことが出来るのです。

さて、皆さんはお分かりになりますでしょうか?

「株価の値動きは、どの時点においても長期的にも短期的にも「上昇と下降の可能性」がほぼ同じであり独立した事象である」

それは、この文章の中の「上昇」と「下降」です。

現在の価格が500円として「上昇」はどう定義されているのでしょうか?
501円が一度でも付けば「上昇した」と定義されるのでしょうか。
それとも10%アップの550円??
二倍となる1000円が付いたら「上昇」となるのでしょうか??

例えば、博打は結果が明確ですよね。
止まった状態で掛け金を張り、対象物(サイコロ、トランプ、馬など)が動き出してから再度停止するときに「結果」が出るのです。
そして、自分の「予想」と「結果」が同じだったら掛け金が多く返ってくるということですね。

同じように考えると「ランダムウォーク理論」における「上昇」「下落」も
「寄り付き値に対して引け値が「上昇」「下落」」
ということなんでしょうか。

そう考えると「上昇」「下落」を「当てる」のは難しくなりますよね。

私たちは、
「いつエントリーするか、もしくはエントリーしないかの自由」
「いつ手仕舞いするか、もしくは手仕舞いしないかの自由」
を持っています。
博打用語では
「出る引くの自由」
といいます。

例えば、競馬を考えてください。
相場においては「一番にゴールする馬を当てる」必要はないのですよね。
馬が走っている途中で馬券を買うこともできるんですよ。
そして、ゴールを待つまでもなく走っている途中で換金することも出来るのですよね。
つまり、第三コーナーを回ったときにトップの馬を買い、第四コーナーから直線に向くまでに--その馬がトップであるときに換金しちゃったらいいのですよね。

デイトレードというのは、特に上記の例と似ています。
一番上昇するときだけ買っていて、下がり始めるまでに売っちゃたらいいんですよね。

そう考えると、相場って楽勝でしょ。
やっぱり
「ランダムウォーク理論は間違っている」
という結論が出ました!
  1. 2011/07/18(月) 10:51:02|
  2. 相場小話

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