ぶつぶつ---河内屋の相場独り言---ぶつぶつ

(5)後の先

「サッカーにおいて敵チームのシュートを味方のゴールキーパーが防ぐ」
という一連の行為において「シュート」は「攻撃」ですね。
そして、ゴールキーパーの動きは「守備」です。
バレーボールでは「アタック・スパイク」が「攻撃」で「レシーブ」が「守備」ですよね。
では、以下のように定義できるのではないでしょうか。

「攻撃」・・・(ボールを蹴る方向・強さ・タイミングなどを)自らの意思で決定することが出来る
「守備」・・・相手の意思に対応し、その意思を挫く。

そう考えていくと野球って面白いですよね。
守備側の代表選手であるピッチャーは球種・コース・球速などを「自らの意思で決定」していますし、攻撃側のバッターは投げられたボールに「対応する」ことしか出来ません。
しかし、バットにボールが当たってからは攻守が入れ替わりますよね。
野手は打たれたボールに対応することしか出来ません。

上記の定義を当てはめますと、ボールがピッチャーの手を離れるまではピッチャーが「攻撃選手」でありバッターは「守備選手」です。
そして、ボールがバットに当たってからはピッチャーを含めた野手が「守備選手」になります。
「(Aチームの)攻撃--(Bチームの)守備--「(Aチームの)守備」
もしくは、
「意思--対応--対応」
という流れになります。
野球はひとつのプレー中に実質的に攻守が入れ替わる珍しいスポーツだといえるでしょう。

・・・

相場において私たちはどのような立場なのでしょうか。
昔の仕手筋なんていうのは「攻撃」だったのかもしれませんが、一般的に私たちは「価格の動きに対応する」ということしか出来ません。
そういう意味では「守備」だといえるでしょう。
しかし、「守備・対応」だけで勝つことが出来るでしょうか。

「わ~上がってきたぞ!!買いや買いや!」
「ギャー今度は下がってきた~ドテン売りや~」

これで勝てるでしょうか?・・・っていうよりも、これが「対応」だといえるでしょうか(笑)
これは単に「後手に回っている」だけですよね。
私たちが勝つためには「後の先(ごのせん)」でないとダメなんですよ。

「相手の攻撃を受けているように見せながらも先手を取っている」
という売買をするためには現在の動きの意味を認識することが必要になります。

例えば、300円から330円への動きがあったとします。
「これは大きな上昇の第一歩である」
と考えるのであれば素直に乗ったらいいのですよね。
普通の「後手」でOKです。

「いや、これは単なる戻しである」
ということが認識できれば
「戻しを見送って再下落開始に乗る」
という売買が可能ですよね。

つまり相場における「後の先」とは、
「目先の動きにとらわれず「大きな流れ」に乗る売買を行う」
ということであり、
「シナリオを描いて「待ち伏せ」をする売買を行う」
ということでもあります。

「後の先」の意識を持つと、
「えーっと、どうしよどうしよ」
って慌てることもなくなります。
「後手」に回っているから慌てるんですよね。
「先手」の動きが読めていればダレも慌てません。

もう年末です。
今年の収支は如何でしたか?
年末年始にいっぱい勉強して来年もガンガン儲けましょうね。
  1. 2010/12/24(金) 10:04:13|
  2. 相場小話

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