ぶつぶつ---河内屋の相場独り言---ぶつぶつ

ZIGZAGの基本(3)

>「ジグザグ」っていうのは「流れ」なんですよね。
>複数の時系列を見ると「大きな流れ」がわかりやすいのですね。
という、お話をしました。
例えば、「小さなジグザグ」が「上を向いた(安値切り上げ)」という動きになったとしても「大きなジグザグ」の方向によって意味が異なってきますよね。
・「大きなジグザグ」が「赤」の状況で「小さなジグザグ」が「上を向いた(安値切り上げ)」ら「調整終了!再上昇開始」
って感じになりますよね。
・「大きなジグザグ」が「青」の状況で「小さなジグザグ」が「上を向いた(安値切り上げ)」の場合は「これから下落に対しての調整が始まる」という意味に取れます。

じゃあ、複数の時系列のジグザグの組み合わせを考えると「流れ」がわかりやすくなるのではないでしょうか。
その組み合わせはいくつかあります。
・「60分足小さなジグザグ」と「15分足小さなジグザグ」
・「15分足大きなジグザグ」と「15分足小さなジグザグ」
・「15分足小さなジグザグ」と「五分足小さなジグザグ」
・「五分足大きなジグザグ」と「五分足小さなジグザグ」


分析に入る前に典型的なジグザグの動きをいくつかの代表的なパターンに分類しましょうか。
そして、それらに名前を付けていくとわかりやすいですよね!

ジグザグを十種類に分類してみました。

・「上の上(未)」

doujyou_zigzag001.png



・「上の上(既)」

doujyou_zigzag002.png



・「上の下」

doujyou_zigzag003.png



・「高値未更新の下」

doujyou_zigzag004.png



・「下の下(既)」

doujyou_zigzag005.png



・「スッ高値からの下落転換」

doujyou_zigzag006.png



・「下の下(未)」

doujyou_zigzag007.png



・「下の上」

doujyou_zigzag008.png



・「安値未更新の上」

doujyou_zigzag009.png



・「ドン安値からの上方転換」

doujyou_zigzag010.png



(動きをそのまま名前にしていますので、特に難しくはないと思います。)

こうしたら現在がどの状況にあるのかわかりやすいですよね。



・・・・・・・・・・・

もう一度ジグザグを基本から復習してみましょう。

下をご覧下さい。

doujyou_zigzagkihon1.png



ジグザグの一番基本の形です。
三本の足があればジグザグが出来るのですね。
(「A」以前を考えないとします)
「A」の段階では「トレンド」はありません。
まあ「陽線だから上」といえないこともないのですが、トレンド(ジグザグ)は一本の足では発生しません。
トレンドが発生するのは次の足からです。
「A」の次の足が「A」の高値を超えたら上昇トレンドが発生していると考えます。
逆に「A」の安値を割ったら「下落トレンド」が発生していると考えられますね。
図の例では「B」の足が「A」の高値を超えましたので「上昇トレンド発生」となります。
上昇トレンドが発生した時点で「上昇の始点」が決まりますね。
「A」の安値が「上昇の始点」です。
では「上昇の終点」はどこになるでしょうか。
「A」の高値をブレイクした時点で「上昇トレンド発生」となりましたが、どこまで上昇するかはまったくわかりませんね。
「A」の高値の1ティック上から反落するかもしれませんし、延々と上昇し続けるかもしれません。
「上昇の終点」は、上昇が終了して下がり始めないと決まらないものですね。
次の問題は「上昇が終了して下がり始めた」というのをどう定義するかというになります。
これは「直近の足の安値を割った」とすればよいのではないでしょうか。
図の例では「B」の安値を割ったときに「相場が下がり始めた」と考えることが出来ます。
「B」の安値を割ったときに、

・「上昇の始点」が「A」の安値
・「上昇の終点」が「B」の高値
・「下落の始点」が「B」の高値

ということが決まるわけです。
図ではわかりやすくするために「B」の高値から「C」の安値にもラインを引いていますが「C」の安値が「下落の終点」であるということではありません。
「下落の終点」は上昇を開始しないとわからないですから。

さて、この三本の足が日足だと仮定しましょう。
「陽線--陽線--陰線」で「Aの安値から始まりBの高値までの上昇」という一つの流れが終了したのですね。
それを60分足で考えますと「5本×3日=15本」の足で構成されることになります。
日足が陽線だったからといって60分足もずっと陽線だというわけではなく、陽線だったり陰線だったり、高値を切り上げたり安値を切り下げたりしているのですよ。
上昇と下落が目まぐるしく入れ替わりますのでトレンド判断が出来ない状態です。
でも、上位の足である日足を見ていると「A」の高値をブレイクしたときに「今は上昇トレンドだ」ということがわかり、「B」の安値をブレイクしたときに「今は下落トレンドだ」ということがわかりますね。

・・・・・・・・・・・・・・・・

図の下部をご覧下さい。
今度は「流れ」を見ていきますね。
ジグザグが直近高値を超えた「D」の地点で「流れ」としても「上昇トレンド」であることがわかりますね。
上昇トレンドの定義は「高値安値切り上げ」ですから。
すると「D」から「E」までの上昇は「上の上」であるということが出来ます。
「E」から「F」までは「上の下」(上昇トレンドのなかの調整局面)
「F」から「G」までは再度の「上の上(未)」であることになります。
これはOKですよね!

問題は次なんですよ。
「G」から直近のジグザグ安値である「F」の安値までの下落。
ココがややこしいんですよね。
上昇トレンドが否定されたわけではないのですよ。
でも「高値安値切り上げ」の流れは否定されているんですよね。
(「F」の安値までで下げ止まり反転上昇すると「単なるペナント」(高値切り下げ・安値切り上げ)となります)
・高値切り下げから下落トレンドへの転換
・高値切り下げ・安値切り上げから再上昇開始
両方の可能性を持っています。

ただ、これもマルチタイムフレームだと上位(長い時間の)チャートを主として考えることによって売買の判断をすることが出来ますね。
長いチャートでの下落トレンドの戻し(調整)局面というのは短いチャートでは上昇トレンドになります。
その局面において短いチャートで「高値を更新していない「上の上」」がという動きになった場合を図で示しています。

doujyou_zigzagkihon2.png



この場合の売買は
・短いチャートが高値を更新することなく下方転換したときに売る
・短いチャートが高値を更新することなく直近のジグザグ安値を割ったときに売る
ということで対応可能です。
  1. 2002/01/16(水) 10:11:58|
  2. 相場のセオリー

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