ぶつぶつ---河内屋の相場独り言---ぶつぶつ

ZIGZAGの基本(2)

「ジグザグ」っていうのは「流れ」なんですよね。
複数の時系列を見ると「大きな流れ」がわかりやすいのですね。

本日はジグザグの基本の続きをお話しいたします。

・下落トレンドは「高値・安値切り下げ」
・上昇トレンドは「高値・安値切り上げ」
ということでしたよね。
そして、それが崩れることによってトレンドの転換が起こるのですよ。
では、その「ジグザグの転換」は一つの形だけではないというのを認識されているでしょうか。
昨日の復習も兼ねて、最初からお話をしますね。

0003.png


この図は、高値・安値を切り下げてきて
「ん?下げ止まったのか?」
「安値切り下げが途切れるのか!?」
というときの値動きです。
でも、これは安値切り下げが途切れたことにはならないのですよね。
だって、下の図のような動きになることが多々ありますもの。

0004.png



この動きを「色」でいいますと、
「青」--「灰」--「青」--「灰」--「灰」--「灰」--「青」
ということになります。

ジグザグ安値というのは高値と高値に挟まれた安値のことですよね。
では、安値の後の高値が確定しなければ安値も確定しないのですよ。

0005.png



「高値・安値の切り下げ」が崩れるというとき「安値切り上げ」が単独で成立することはありません。
「高値切り上げ」が成立することによって初めて「安値切り上げ」が確定するのですね。
すなわち、「高値・安値切り上げ」は同時に成立することになるのです。

・・・・・・・・

これが一般的な「下落から上昇へのジグザグ転換」ですが別の形も存在します。

0006.png



「ドン安値からいきなり直近の高値をブレイクした」
こういう動きもご覧になったことがあると思います。
色でいいますと「青→赤」という「灰色」を挟まない転換です。
「青→赤」という動きになるのであれば、次の動きが「赤→青」となってもおかしくはないですよね。
では、この動きだけで「転換確定」とは言いにくいです。

じゃあ、こういう動きときはどの段階で「転換確定」だと考えればよいのでしょうか。
その後の動きを二つに分類してみましょう。

・直近高値ブレイク後に、抵抗線となっていた直近高値を割ってきた
・直近高値ブレイク後に、抵抗線となっていた直近高値が支持線として機能している

この各々について「転換確定」を考えていきましょうね。

doujyou_tenkan5.png



・直近高値ブレイク後に、抵抗線となっていた直近高値を割ってきた
1)直近高値をブレイクした後、再下落するが直近安値を割ることがないまま高値を超えてきた。
2)直近高値をブレイクした後、再下落するが直近安値を割ることがないまま(ブレイクされた)一つ前の高値(ライン1)を超えてきた。

・直近高値ブレイク後に、抵抗線となっていた直近高値が支持線として機能している
3)直近高値をブレイクした後、再下落するがブレイクされた一つ前の高値(ライン1)に支持されて高値(ライン2)を超えてきた。
4)直近高値をブレイクした後、再下落するがブレイクされた一つ前の高値(ライン1)に支持されて反転上昇の動きを始めた。

これらの場合に「転換確定」だということが出来ます。
では、それらのときにどのような対応をするのがセオリーだといえるのでしょうか。

1)のケースは基本どおりの対応です。
ライン2をブレイクすることによって高値と高値に挟まれた安値が確定し、「高値・安値切り上げ」になるのを待ってからエントリーするのですね。
2)のケースはどうでしょうか。
これはまだ「高値・安値切り上げ」が確定してません。
ライン1(一つ前の高値のライン)を超えたところで上昇トレンド確定としています。
こういうセオリーがあります。
「ブレイクされた支持線は抵抗線に変化する」
「ブレイクされた抵抗線は支持線に変化する」
本来、直近安値からライン1をブレイクして高値を切り上げる動きになったのであれば、ライン1が支持線として機能しなければいけないのです。
しかし、これを割ってきてしまった。
それは「直近高値ブレイクがダマシになった」ということを意味しますよね。
そうであれば、ライン1は前回よりも強力な抵抗線として機能することになります。
その強力な抵抗線であるライン1を(直近安値を割らないまま)再度超えてきたということは強い動きだということができます。
それをもって2)の段階で「上昇トレンド転換」と判断しているのです。

・直近高値ブレイク後に、抵抗線となっていた直近高値が支持線として機能している
3)直近高値をブレイクした後、再下落するがブレイクされた一つ前の高値(ライン1)に支持されて高値(ライン2)を超えてきた。
4)直近高値をブレイクした後、再下落するがブレイクされた一つ前の高値(ライン1)に支持されて反転上昇の動きを始めた。

押し目が浅いほど強い動きだといえるでしょう。
では、1.2.よりも3.4.の方が「強い」といえます。
その動きを見ていきましょう。

3)は1)と同じく定石どおりの判断です。
「高値・安値切り上げ」を待って「上昇トレンド転換」と判断しています。
しかし、1)よりも強い動きだと考えられますね。
なぜなら「ブレイクされた抵抗線は支持線に変化する」というライン1に支えられての高値更新だからです。
4)はラインも超えていないし高値も更新していません。
その状況で「上昇トレンドに転換した」「買うことが出来る」としています。
これは「ブレイクされた抵抗線は支持線に変化する」というセオリーに則った判断だからです。
ですから、支持線に変化したライン1「さえも」割ることがないまま、(例えば)15分足直近高値ブレイクなんて動きになると買うことが出来るのですね。

こうして考えてくると、ジグザグだけではなくて抵抗線・支持線というのも重要な意味を持つように感じますよね。
当然、抵抗線・支持線に関してもセオリーがあり、売買においてのポイントというモノがあります。
でも、これは後日にお話ししますね。

・・・・・・・

相場ってムチャクチャな動きをしているように思えますよね。
「だから、こちらもムチャクチャでいいんや」
ということだったら進歩がないと思うのですよ。
一見ムチャクチャに思えても、よく見るといくつかのパターンに分類できたりするのですよね。
分類をして一つ一つに対しての対処を考えていけば、ムチャクチャがムチャクチャでなくなってくるのです。
セオリーになってくるのですよね。

そして、セオリーがわかれば、
「セオリーどおりの動き」
もわかるとともに、
「これは何故セオリーと違う動きになっているのだろうか」
というのも理解できるようになると思います。
  1. 2002/01/16(水) 08:27:37|
  2. 相場のセオリー

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