ぶつぶつ---河内屋の相場独り言---ぶつぶつ

移動平均線(1)

私が、一番重要視している指標は移動平均線です。

「なんや、そんな子供のおもちゃみたいなもんが役に立つわけないやろ。」

「移動平均線は遅行指標ですから役に立ちません。私を馬鹿にしているのですか。」


いろいろな意見があると思います。
しかし、私は移動平均線に未来を予想させるつもりはありません。
移動平均線は上向きか下向きか(現在までの大きな相場の流れは上か下か)、現在、価格は移動平均線の上にいるのか下にいるのか、がわかるだけで十分なのです。
また、移動平均線を見るうえで一番大事なのは拡大と収縮なのです。(後述します。)
 

「大きな上昇相場(下落相場)に乗りたい。」

誰しもが思うことです。
特に私のような順張りを持ち技にしているものにとっては切実な願いです。
それでは、上昇相場というのは具体的にどういうことを指すのでしょう。
わかりやすくするために今回も言葉の定義から始めてみましょう。

私は相場を二つに分けて考えています。
「移動平均線から離れていく相場」と「移動平均線に向かっていく相場」です。
移動平均線に向かっていく相場の場合は価格が上昇していても私は上昇相場とは呼びません。それは単なる「戻し」です。

価格が上昇するということは価格が移動平均線より上に位置し、更に移動平均線から離れていく必要があります。
移動平均線の下に位置しながら新高値をとることはありませんし、移動平均線の上に位置しながら新安値になることはありません。 

上昇相場の定義に戻ります。

「上昇相場とは価格が移動平均線の上に位置し、移動平均線から乖離していく相場。」

下落相場も同じです。

「下落相場とは価格が移動平均線の下に位置し、移動平均線から乖離していく相場。」

chart01.gif



その二つの相場が更に二つに分かれ合計四つに分類されます。
 

<<上昇相場>>
価格が移動平均線の上に位置し、移動平均線から上方に乖離していく動きをしている。

<<押し>>
価格が移動平均線の上に位置し、移動平均線に向かっていく動きをしている。

<<下落相場>>
価格が移動平均線の下に位置し、移動平均線から下方に乖離していく動きをしている。

<<戻し>>
価格が移動平均線の下に位置し、移動平均線に向かっていく動きをしている。


chart04.gif

 


私の手法ではこの四つの相場のうち「1.上昇相場」、「3.下降相場」の時しか玉が建つことはありません。
後の「2.押し」と「4.戻し」の時は何もしません。
従いまして、玉の建っている時間は短いです。

chart05.gif




しかし、銘柄は何千とあります。
どんな時にも上昇相場の銘柄はありますし、下落相場の銘柄もあります。
上昇相場にある銘柄だけ、下落相場にある銘柄だけを売買しても十分儲かります。

「新マーケットの魔術師」にも私と同じようなことを考えているファンドマネージャーがのっていました。
リチャード・ドライハウスです。
彼の紹介文の冒頭はこう始まります。

「高値で買い、さらに高値で売る」極意で年率30%を誇る「買いの名人」

私はしているのは下記のとおりです。

「高値で買い、さらに高値で売る。安値で売り、さらに安値で買い戻す。」


みなさん、「安物買いの銭失い。」はもうやめましょう。




・・・板・・・

売りでも買いでも同じだが上を見るのを例に取ります。

例えば、重要な抵抗ポイントがありそこから上に抜けると相場が変わるという点があったとします。
当然、分厚い売り板が並んでいます。
520ヤリ  300枚
510ヤリ  300枚
500ヤリ  300枚
(今の板ではありません。)

こういうときに上に抜ける動きというのはどういう売買から生じるのでしょう。

「成り行き1000枚かーーい」

ドラマや小説ではよくありますが、実際にはほとんどありません。

500円を10枚買い、5枚、30枚というように細かく買われます。
全部で100枚買いました。
でも上が厚いと見て470円まで押し戻されます。
売り物も増えて500ヤリは250枚になっています。
また、上昇します。
今度は150枚ほど買って押し戻されます。
500ヤリは150枚になっています。
次の上昇で500円の売り物はみんな食ってしまいました。
10円も80枚ほど食いました。
でも、また押し戻されます。

こうやって小さな上下動を繰り返しながら、何回も挑戦していると今度は売り板が薄くなってくるものです。
520円ヤリが300枚あったものがいつの間にか150枚に減っている。
510円ヤリは40枚しかない。
こうなったときに
100枚買い、100枚買い、200枚買い。と入って530円を付けて、お終いに
「20円で300枚買い。」
と下に分厚い指値が入ったことによって一気に上昇するというパターンが現実的な上昇です。
 

  1. 2002/01/15(火) 13:24:19|
  2. 相場のセオリー

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